従来の仲介型M＆Aでは、買い手探しから条件交渉、デューデリジェンスまでの工程が複雑で、数か月から長い場合は1年以上もかかることが一般的です。その間、事業の赤字が続いて資金繰りが悪化したり、経営者の精神的負担が大きくなるリスクもあります。
一方、事業売却相談室では「自社での一次買取」や「既存ネットワークへの即時マッチング」の仕組みを整えているため、通常よりも格段に早く売却成立まで進めることが可能です。状況によっては最短数日間～数週間での売却成立・現金化も実現できます。「急ぎで出口戦略を見つけたい」といったニーズに最適な選択肢です。

仲介型M＆Aの多くは「着手金」「月額報酬」「中間金」といった費用が発生し、売却が成立しなくても数百万円単位のコストを支払わなければならないリスクがあります。そのため、中小企業オーナーにとっては心理的にも経済的にもハードルが高く、M＆Aを断念せざるを得ないことも少なくありません。

一方、事業売却相談室は仲介ではなく“事業そのものを直接買い取る”スタイルを採用しています。査定から契約・現金化までを一気通貫で進めるため、スピーディかつ透明性の高い取引が可能です。「売れるかどうか分からないまま費用だけかかる」仲介型のリスクを排除し、確実に売却・現金化できるのが大きな違いです。

仲介型M&Aでは会社全体の「株式譲渡」が主流であり、経営権や従業員の雇用、債務まで引き継ぐ必要がある場合が多いです。そのため、売却側の希望と買い手の条件が一致しにくく、交渉が長期化する大きな要因となっています。

事業売却相談室では、会社全体ではなく「一部事業単位」での売却が可能です。ECサイト、飲食店舗、サービスなどを柔軟に切り出して売却できるため、「本体は残したいが、この事業のみ手放したい」というニーズに応えられます。

これにより、売却のハードルが下がり、経営者は「不要な事業を整理しながら、強みのある領域に集中する」という選択肢を取りやすくなります。